「I Love You」をキミにー秘密のオフィスラブー

彼の心の闇


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昼下がりの午後。

あたし達は近くのファミレスで遅めの朝食をとった。


朝食がこんな時間になったのは、泣きはらしたあたしの瞼の腫れがひくのを待っていたからで…。




「顔…ヘンじゃないですか?」



ファミレスの席に座ってからも、スッピンで化粧もしてないうえにまだ腫れが残る瞼を気にするあたしに「かわいいよ」と笑っていった彼の言葉に



「またまたぁ~早咲さんってお世辞が上手いですねぇ」



冗談っぽく言ったのは、恥ずかしかったからで。



この人と一緒にいたら、そのままの自分でいられる気がして楽だったからなんだ。



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