「I Love You」をキミにー秘密のオフィスラブー
「うそ…」
もう一度呟いた。
だって…そんな事があるはずがない!あんなに綺麗な彼女がいるのに…こんな普通なあたしを赤坂さんが好きになるなんて…!
「もう一度言う、うそじゃない」
「けど…」
「アイツも…気づいていたよ…俺の気持ちに」
「へっ!?」
余りにも予想もしていなかった言葉に素っ頓狂な声を出してしまって恥ずかしさで両手で口を隠した。
そんなあたしを見てクスッと微笑む赤坂さん。
笑われちゃった…。
恥ずかしくて思わず俯いた。