「I Love You」をキミにー秘密のオフィスラブー
繋がり。
【誠side】
「君が好きだよ…」
一度口にしてしまった言葉は熱を帯び互いの唇を重ね合う度に胸の奥を熱くしていった。
どれぐらいそうしていたのだろう…?
互いに互いのぬくもりを欲していた。
溢れ出してしまった想いは止めることができなくて
この狭い空間が、2人だけの世界に変わり
初めは触れるだけの口付けが、隙間を割って入った舌で彼女の口腔に夢中になり
リップ音をあげながら、何度も唇を重ね合った。
嫌がることもせず必死に応えてくれる彼女が愛おしかった。