「I Love You」をキミにー秘密のｵﾌｨｽﾗﾌﾞー

よく考えてみたら、あたしー…裸じゃないー…。



直に触れている肌がポッポッと熱を増していく。


今頃になって沸々とわいてくる恥ずかしい気持ちが襲いかかり


せめて赤坂さんが起きる前に服を着なくてはと、ゆっくりと赤坂さんから離れようと抱きしめられている体を動かしてみるけど



寝息を立てている彼の体は、逃がさないとでも言うようにあたしの体を離さない。



どうしようー…。



このままじゃ赤坂さんが起きちゃう。

早く服を着なきゃいけないのに…。