「I Love You」をキミにー秘密のオフィスラブー
「俺、必ず茜を幸せにする。絶対に。約束するから」
あたしの瞳を真っ直ぐ見つめて真剣な瞳で力強い声色でそう言う和利の首に腕を回して抱きついた。
「幸せになろう」
その言葉に何度も頷いた。
“愛してる”
そう心の中で何度も囁きながら、体を離され顎に触れて近づいてきた和利の顔に瞼を閉じて愛を感じ合った確かめ合ったこの日を
あたしは一生、忘れないよ…。
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「ねぇ、和利…」
「なに?茜」
熱い行為のあと、和利の腕枕にぬくもりを感じながら、まだ残る体の熱に余韻に顔を火照らせたまま、あたしはふと、気になっていたことを口にした。
「あのあと…どうなったの?」
そう、思い出してみたらあたし達…職場で抱き合ってしまったのよね…。
あのあとの記憶がないからどうなったのか、実はカナリ気になっていた…。