「I Love You」をキミにー秘密のオフィスラブー
「あの、話って…」
何を言われるんだろう?緊張で頭がおかしくなりそう…。
バクバクする鼓動を感じながら赤坂さんの言葉を待っているあたしを、ジッと真っ直ぐ見据えた赤坂さんの表情
気のせいだろうか?いつもと違っていて何かを探ろうとしてる瞳に
余計に緊張が襲いかかる。
「田崎さんは…」
「はい」
「早咲のことが、好きなの?」
「へっ!?」
またもや予想もしてなかった言葉にワンオクターブ声色を上げた声が変に静かな廊下に響いた。