腕いっぱいに抱きしめて


でもねあたし忘れられなかった。



結局1年間ずっと片思い。


本当しつこいったらありゃしないよね。


でもこれが恋なんだって初めて知った気がする。


この一年頑張れたのは、田村といつかやり直せるチャンスがくるかもしれない


その思いがあったからだもの。


諦めたくないんだ…。


田村忘れらんなくて、他の男とも付き合った。



ちゅーだってした。



それでも結局あたしん中で男は田村だけだった。



「さゆり…」


全て話し終えたとき、聞いてたちーちゃんは泣いていた。



「どうしたんよーちーちゃん!」


「何か感動した!!うちに協力できることあったら何でも言ってね?」


「おうよ!サンキュちーちゃん」



< 16 / 32 >

この作品をシェア

pagetop