友達以上恋人未満。



「本当か??鈴、無理してないか??」


「私が潤に気を使う訳ないでしょ。」


私はあえて平然を保つ。


誰にも心配かけたくなかったから…。


「そうか、ならいいんだ。遅くにごめんな。」


「ううん、私どうせ起きとくつもりだったし。」


「そっか…、じゃあオレは寝るから。」


そう言って、潤は立ち上がる。


「うん、おやすみ…。」


潤は部屋から出て行くと…


私は力が抜けてしまった。



< 61 / 228 >

この作品をシェア

pagetop