「生徒に恋していいですか!?」




ドアを開けた瞬間生徒全員の視線が俺に、向けられた。


俺は緊張しながらも教壇の上に登りみんなを見渡した。


「えー…俺が今日からこのクラスを受け持つことになった。水碕拓巳だ みんなよろしく」


「先生彼女いる?」


いきなりその質問かよ…


「いない…それじゃあ順番に、自己紹介していってくれまずは、赤石から順に、名簿じゅんに行くぞっ」


「赤石です宜しくお願いします」

「磯中です宜しくお願いします」

順に自己紹介が進んでいく

「次っ森永…森永は休みか…?それじゃあつぎ…《ガラっ》

「すみません遅刻しました。」

「初日そうそう遅刻かよ…名前は?」

「森永実咲です!」ニコっ

ドキッ…何だ…森永の笑った顔可愛いなっ…

俺は、どうやら森永に一目惚れしたらしい…
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