二人の約束
私は朝から豪華に朝ご飯を作った。



陸が起きてきた。ビックリしているようだ。


「何これ…。」



「体力つけなきゃね。入院したら、私の料理食べれなくなっちゃうしたくさん食べて安心して入院してほしいから。」



私は笑顔で言った。私は決めた。陸には安心してほしいから、心配させることはしない。人は寿命があるんだし、その時間をどれだけ幸せに生きてきたかが大事だと思ったから。



「ありがとう。いただきます。」



たくさん話をしながらいっぱい食べた。二人で見事完食した。量的には五人分くらいはあったと思う。

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