二人の約束
「陸、無理しないでよ。辛かったら辛いって言ってよね。私にはどうすることもできないけど、側にいるくらいだったらできるから。」



陸は私を抱き寄せて頭を撫でた。頭撫でてもらうの久しぶりだ。

安心する。



「側にいてくれるだけで十分。紗季の顔みると、何か気分良くなる。」




凄く嬉しい。


「良かった。毎日くるからね。私も陸の顔見ないと安心できないもん。」




そっとキスをした。凄く特別な感じがする。

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