二人の約束
ある日の放課後、帰ろうと思い下駄箱へ行くと、うちのクラスの場所になんと桜井先輩がいた。





私は顔が赤くなった。バレないように、いそいで靴を取ろうとした。





「ねぇ、もし良かったら一緒に帰ろう。話したいから。」




笑顔で言ってる。



えっ。私に言ってるのかなぁ。気のせいだよね。





「ねぇ、聞いてる?」


やっぱり、私に言ってる。何でだろう。嬉しいけど、緊張して顔を見れないよ。


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