二人の約束
「なぁ、プレゼントがあるから、目瞑って。」


私は言われたように目を瞑った。


すると、キスと同時に手に何か落ちた。


「目開けて。」



顔が赤くなりながら、ゆっくりと目を開けた。掌にあるものは鍵だった。



何の鍵だろうと思ったけど、だいたい予想ついていた。

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