二人の約束
私がこんなに言えたのは、陸のことが凄く好きだからだよね。それに陸の両親が凄く良い人だから、自信持って言えたんだよ。



お昼ご飯も一緒に食べた。


「じゃ、そろそろ帰るかぁ~。」


「お世話になりました。」


深く頭を下げた。


「また、おいでね。」

「はい。また来ます。今日はありがとうございました。」


そう言って車へ乗った。最後まで手を振ってくれた。


はぁ~。ちょっと疲れた。でも、凄く良い人だったなぁ~。陸が優しい理由がわかった気がした。

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