二人の約束

幸せな生活

でも、陸と二人で食べるご飯は何でも美味しく感じる。



「旨いっ。紗季料理上手だよなぁ~。こんな旨いご飯食べれるとか俺幸せすぎるな。」



凄く嬉しそうな顔をしている。私も凄く嬉しい。自分の作った料理を美味しいって食べてくれる人がいるって、幸せなことなんだぁ。


「あっ。もう仕事行かないと。」


もう行くんだ。何か寂しいなぁ。ドアの前まで着いて行った。


「終わったらすぐに帰るから。紗季もバイト頑張れよ。」


頭を撫でてキスしてきた。嬉しい。



「うん。行ってらっしゃい。」


「行ってきます。」


この言葉に愛を感じる。陸の奥さんだって実感する。

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