二人の約束
「お母さん、私そろそろ帰るね。じゃまた。」


私は急いでレジに向かった。


お母さんは何か寂しい顔してたな。まだこの生活も慣れてないからね。早く慣れなきゃ。


家に帰って、洗濯物やいろいろした。

あっという間にもう6時だ。晩御飯もだいたい出来た。陸が帰る前に完成して良かった。


「ただいまぁ~。」


あっ。帰ってきた。何か嬉しいな。


私は走って陸を迎えに行った。


「おかえり。ご飯出来てるよ。」


私の頭を撫でてキスをした。陸の顔を見ると安心する。凄く不思議。


ずっとこの生活が続くといいなぁ。

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