結婚指輪をぶっ壊せ!
私は急いで美和の所に行き、いきなり質問した。
だって気になってしかたないんだもん。
「ねぇ!」
こういう切り口はどうかとおもうけど、今の私には関係ない!
「どうしたの?いろはちゃん」
美和は全く動じない。
「あのね!そのぉー・・・」
「何で、いろはちゃんが先生のコト好きか分かったコトが気になるのかな?」
美和の方が一枚上手だ。
毎回思う。
「うん」
と私は美和の言葉に同意した。
「なんでだと思う?」
美和は私の質問に対して質問をしてきた。
「美和ちゃん、それって反則じゃない?」
「全っ然!」
美和はキッパリと言った。
「じゃあ、なんでかだけ言って貰える?」
そう私が言うと、美和はゆっくりと口を動かした。
「見てたら気付くってばww」
また私が赤面したのは言うまでもない。