遥かなる愛の花束を。





私には振り返ると


私の傍にはいつも“絶望”があった。



コインの表と裏のように


意図もたやすく


くるくると廻ってゆく、希望と絶望。



目をそらしては、


わたしには逃れることなど出来ないとわかっていたのに。


私は期待してしまった


貴方と“逢った”希望に───



 

私は今、



暗くて冷たい



その“絶望”の中にいる――








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