俺の愛を、お前に捧げる
「おい、奏太ー。少しは落ち付けって」

「恭祐」

「なんだよー」

「時間ってどうしたら早く進むんだ」

っという俺の馬鹿らしい質問になんだこいつっという表情を浮かべた恭祐。


どうせ馬鹿だし。

「ん~楽しいことすりゃあ、早く時間が進むっていうんじゃねえ?」


…楽しいこと。


この状況で楽しい事なんてねえだろーが。


役に立たねえと思い再び時間が過ぎてくれるのを待っていた。



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