俺の愛を、お前に捧げる
マンションの前につくと、丁度市之瀬が出てくる頃だった。


俺はそんな市之瀬を見1つ思った事があった。


…昨日は市之瀬の事しっかりみてなかったからあれだけど。

あいつ、スタイルいいんだな。


市之瀬の服からスラリと綺麗な肌が伸びていた。


「霧島君、お久しぶりだね」

「あ、おう。久しぶり」


っと何故か今となって緊張しちゃってる俺。


そして梅林がどうぞと言って車のドアを開けた。

市之瀬は慌てたように
「すいません!!ありがとうございました」
と言って車に乗り込んだ。


…やっぱりおもしれえわ。

俺がクスクスと笑っていると、
「笑わないで下さい…!」
恥ずかしそうに下を向いていた。


< 28 / 51 >

この作品をシェア

pagetop