俺の愛を、お前に捧げる
「自分を責めるなよ。奏太。奏太のせいじゃねえから」

恭祐は俺を気遣ってくれたのが痛いほど分かった。


しかし、その言葉に同意は出来なかった。




それから少したち、目的地へ到着した。



「お疲れさまです。ご到着しました」っと運転手が俺達に呼びかけた。


「どうも」

恭祐は微笑みながら運転手に言った。

俺は無言で車から降りていった。


――ついた場所は星龍のたまり場だった。

中に入っていくと族の奴らがペコペコを頭を下げていく。

そんな奴らには見向きもせずに俺は2階の幹部クラ奴らしか入れない部屋を目指していた。



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