君に歌って欲しい歌


「ふぅー…」
「おー!すごい!すごいよ、翔君!」
「やっぱ恥ずかしい・・・///」

ほんとに、すごい。

歌い終わった翔君は、照れくさそうに笑った。



「どーだった?」
「感動した!これって、あたし達が初めて会ったときを歌った曲だよね!?」
「うん。やっぱ分かった?」
「もちろん。ねねね!タイトルとかあるの?」
「ん~・・・あ、『エンジェル』とかは?天使ー」
「ちょ、やめてよ///」



天使って!

あたしが、翔君に言ったやつじゃん!

めちゃめちゃ恥ずかしい///


「いいんじゃない?エンジェル」
「もー///」


翔君は意地悪そうに笑って、あたしをからかう。

翔君って以外に、意地悪・・・











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