暗闇のスキマから月明かり
ピピピピピッ…ピピピピピッ…


「ん…」

目覚まし時計のスイッチを止めると、俺は上半身を起こした後、寝ぼけ眼で、頭をカシガシとかいた。

妙に汗臭い匂いが、俺の鼻をつく。


ー加齢臭というやつか。


「はぁ…」
何となく、へこみ気味。

ベッドから起き上がり、風呂場へ向かった。

シャワーを使って、あせを流したら、少しはスッキリしたような気がする。
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