ばんど系女子!?
学園の地図を見て、あたしのクラス、1-Aの教室へ行った。

「ふぅー。間に合った。」

セーフっと、教室に入ると一気に鋭い目線が刺さった。

黒板の方を見ると、若い男の先生が凄い目でコッチを睨んでる;;

――――う゛っ…。

「遅刻だ。お前は初日から何をしている!!」

「す、すみません;;」

あたしは謝ると先生はあたしを見て何か気づいたように言った。

「あ、お前、黒野か?黒野だよな?」

「え?あ、はい…。」

「もしかして…2,3年に部活勧誘されたのか!?」

ええ!?なんで分かるの?

「え、あ、まぁ、はい…。」

「そーか、やっぱ、伝説の才能女子って大変だな。」

先生知ってるんだぁ。あたしのこと。

「まぁ、今回は先輩に勧誘されて遅れたんなら許してやる。」

は!?よかったぁー。

「だが、次は許さないからな!!分かったか!!」

「は、はいぃ!!」

「ま、いい。席就け。」

はぁー。助かった…。

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