君との世界。[短編38P][企画]
ネーブルが意味不明なことを言うので、俺は眉をひそめた。
「何、言ってんの?」
『俺、なんか霊感とかあるんすよ。なんか俺、今めっちゃ鳥肌立ってるんすよ。
流さん、なんか変なところにいます?』
ネーブル……いや、純一郎の言葉に俺は目を見張った。
なんだ、こいつ、何か感じてるのか?
「残念ながら、普通の場所だ。
だけど……」
『だけど?』
純一郎が電話の向こうで緊張しているのが分かる。
「だけど、ミューが近くにいるんだ。声しか聞こえないけど」
「何、言ってんの?」
『俺、なんか霊感とかあるんすよ。なんか俺、今めっちゃ鳥肌立ってるんすよ。
流さん、なんか変なところにいます?』
ネーブル……いや、純一郎の言葉に俺は目を見張った。
なんだ、こいつ、何か感じてるのか?
「残念ながら、普通の場所だ。
だけど……」
『だけど?』
純一郎が電話の向こうで緊張しているのが分かる。
「だけど、ミューが近くにいるんだ。声しか聞こえないけど」