lost life
「うぇ…気持ち悪………」
「ごめん、まさかこんな事になるって思ってなかったから……」
私、小坂ちなはジェットコースターの途中から気絶してました。
素直に言っとけばよかった……
空はすごく心配そうに私を見ている。
私は気づいたらベンチに座らせてもらってた。
空は下から覗き込むように私を見ている。
「ううん、大丈夫。私が素直に言わなかったのが悪いんだから!空はぜんぜん悪くないんだよ?」
「や、俺ちぃの性格分かってたのに、いじわるして………ホントごめんな……?」
空はそう言って優しく頭をなでてきた。