ホントのキモチ

幼馴染

【紗柚siDe】

「やばいっ!遅刻だぁー!」
ドタドタと階段を下りて、準備し始める。

「新学期早々遅刻とかやめてよー?」
ママが笑って言った。

「今そんなこと言わないでっ!
冗談に聞こえないからっ!」

アタシがそういうとママは、またクスクスと笑った。

「じゃっいってきます!」
「行ってらっしゃーい♪」

_______


「これは最大にピンチっ!」
全力疾走!って言っても長距離走はキライなんだけどね・・・。

「ちょっと待ってー♪」

後ろから声が聞こえた。
こんなときにナンパ!?
ってか朝から!?

< 2 / 12 >

この作品をシェア

pagetop