おれが君を好きな理由(短編)
「な、草汰」


「ん?」



「あそこの子に声かけよう?」



そう指をさした方向をみると



おれたち同様たくさんの男子に


かこまれている女子がいた





「ん、よくみえない」



すこし体をうごかしながら


みようとするがなかなか



みることができず



ちかずいてみる




すると一人のおんなのこと目があった




「・・・っ」




俺はすこし早歩きになる




たくさんの生徒をかきわけながら



そのこにちかずく


「おい!草汰」




旬がよんでるが
かまわずあるく
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