おれが君を好きな理由(短編)
「そ~う~た~」


「えええ?なになに?」



「約束が違うんですけど、てかなにその格好?なんでもどしてんだよ?」



そういいながら

ネクタイを緩め始めた


「もういいだろ?かなり番号交換したんだろ?」


旬からネクタイを奪い


しめなおす。


髪の毛もいつものように


整える




「俺これから生徒会の仕事あるから、行くけど旬まだナンパすんの?」



鞄からメガネと資料をとりだして



「今年はライブ参加だろ?あとミスコンとかいろいろあるけど?」



「あ~わすれてた。一緒に行くわ」




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