おれが君を好きな理由(短編)
それからはじまったステージは



実をいうといまいちおぼえていない



ただ必死に



ギターをひいて歌っただけ



でも旬が誰よりも輝いてるのがわかった



それから



こうやって何かを必死にやるのも



いいのかな?なんて思った



なんでもできるから
なにもしない俺ってすげーださい



旬みたいに頑張ってるやつは


特別かっこいいんだな



なんて思った俺は



単純だから、そのあとも家でギターをつずけた
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