おれが君を好きな理由(短編)
「うるせ~ないってやるよ」


そういった瞬間


チャイムがなり



「やった!!!!」


旬が叫ぶ




「何がそんなにうれしいのかな?」


「なんでもないよ先生」


そうニコッと笑った




「俺絶対なんにもしゃべらないからな」



「わかってるわかってる」




そう嬉しそうにする旬は


ほんとまるで子供だ。
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