おれが君を好きな理由(短編)
「ほらさ、さっさと席につけ~」


みんながゆっくり動き始めて


席に着く。


「えーっと、今日は転校生を紹介する。女子期待していいぞ」



そう先生がいった瞬間




教室がざわつく。



「せんせー。そのひとかっこいい?」



「俺は矢沢◎吉を基準にかっこいいかどうかきめるが、おれのタイプじゃないけど、まぁ、かっこいいな」



「まじちょーやった!早くなかいれてよ~」




「わかったよ。はいってくれ~」




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