Love is over
第1章~中学入学~
「拓真(たくま)!!いい加減起きなさいっ!」
…んぁ?
もうちょい寝かせてくれよ。朝からマジうるさすぎ…母ちゃんは…。
「あと5分~…」
お決まりの台詞を言って、寝ぼけながらも母ちゃんがはぎ取った布団を取り返した。
「何言ってんの!今日は、中学校の入学式でしょ!入学式早々遅刻なんてみっともないわよ!!」
……くっそー…。みっともないはねぇだろ…。遅刻するくらいでよー…って!!違う!!
「今日入学式!?」
「だからそうって言ってるでしょ!!」
やっべー!!入学式なんて忘れてた!!つか、忘れてはいなかった。確か昨日、夕方まで彰(あきら)達と野球してて、帰ってきて即効で寝たんだ。
あまりにも疲れて、春休みは明日まで。とか変な勘違いを起こしてしまった。
『入学式早々遅刻』
母ちゃんがそう言った言葉を思い出し、俺は布団から勢い良く飛び起きた。
時計を見ると、針が9時を指している。…いや、正確に言えば9時過ぎ。…いやいや超正確に言えば、9時14分!!
「やべーじゃん!!母ちゃん起こせよっ!!」
「起こしてたでしょ~!!」
母ちゃんは俺の頭を叩いた。
いてっ。
虐待反対!
この野郎。
、
…んぁ?
もうちょい寝かせてくれよ。朝からマジうるさすぎ…母ちゃんは…。
「あと5分~…」
お決まりの台詞を言って、寝ぼけながらも母ちゃんがはぎ取った布団を取り返した。
「何言ってんの!今日は、中学校の入学式でしょ!入学式早々遅刻なんてみっともないわよ!!」
……くっそー…。みっともないはねぇだろ…。遅刻するくらいでよー…って!!違う!!
「今日入学式!?」
「だからそうって言ってるでしょ!!」
やっべー!!入学式なんて忘れてた!!つか、忘れてはいなかった。確か昨日、夕方まで彰(あきら)達と野球してて、帰ってきて即効で寝たんだ。
あまりにも疲れて、春休みは明日まで。とか変な勘違いを起こしてしまった。
『入学式早々遅刻』
母ちゃんがそう言った言葉を思い出し、俺は布団から勢い良く飛び起きた。
時計を見ると、針が9時を指している。…いや、正確に言えば9時過ぎ。…いやいや超正確に言えば、9時14分!!
「やべーじゃん!!母ちゃん起こせよっ!!」
「起こしてたでしょ~!!」
母ちゃんは俺の頭を叩いた。
いてっ。
虐待反対!
この野郎。
、