NOTITLE
そんな自分が嫌いだ。




―コンビニエンスストア。

目の前に広がる景色、
ビール。

自分は何をしてるのか、だんだんわからなくなってきた。



―25日はやっぱり、大切な人と過ごそう。

標識の前には、
ケーキが売られている。





大切…かぁ。

いないから、一人なんだろ!?

少しは、考えろや。
ボケが!



感情が高ぶる程、きっと私は彼氏が欲しいのだろう。


ビールを手に取り、
標識を睨み付けてやった。
仕方がない事をしているのは分かっていているけれどやめない。


睨み付けを約2分間程行い、レジにならんだ。



馬鹿な事をしていた自分に後悔しながらも、定員からビールを受け取って、コンビニを出た。
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