カウントダウン


「えっと、颯太君そういうのはホームルーム終わってからにしなさい」


「ごめん。先生怒らんとって?空また後でなぁ」


『お、おう』


颯太と呼ばれた男の子にそう答え先生の話に耳を傾ける。




「今日はこれで終わりです!気を付けて帰りなさいね?」


「空〜!」


終了の合図とともに声をかけられた。



『あっ、坂本君!』


「颯太でええよ。俺も空って呼ぶし」


また格好良い笑顔だ。


「さっきの話だけど、空、俺の高校最初の友達な?」


『マジ!?よろしくな』


颯太が友達になってくれて僕は色んな事を乗り越えていけたんだ。



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