憧れの恋 ―私はあなたが必要です―






静かな教室。



静かな空気。



静かな友達。




みんな、私を見てるよ。








こんな私を、



こんな



意気地無しな私を。



好意を伝えるすべを知らない、



無愛想な私を。
















「「行っておいでよ。




・・・きっと、今より



人を好きになれるよ。」」














幸助くんの声が、



心の中で響いた。









闇でもがく私の、



光となって。


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