憧れの恋 ―私はあなたが必要です―





――――バンッ。




「翔也っ!」



「・・・?」











驚いた翔也が、



柵に寄りかかり、こちらをみる。



不思議そうな顔をして。













息が上がる。


ふらふらする。









・・・でも、今伝えなきゃ!



やっと勇気が持てたんだ。











「お前、大丈夫?」



驚く翔也。



心配そうにこっちを見る。






でも、私は、



自分でも驚くほど、







落ち着いてる。



















「ねぇっ、話したいことがあるの。」





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