憧れの恋 ―私はあなたが必要です―
この不毛なやり取りは毎朝続けられてる。
もはやクラスの恒例行事。
ったく、なんでこんなやつと話してんのよ・・・!
「野乃香ちゃーんおはよう!会いたかったよ〜!」
っ!次から次へと!
「おはよう、幸助くん。じゃあ私今から寝るから。
おやすみなさい。」
こんなの寝ちゃえば私の勝ちだもん!
そうっ寝ちゃえば・・・。
「野乃香ちゃんひどくない?せっかく俺が来たんだから
おはようのちゅー位してくれてもいいじゃん。笑」
だれがするかぁっ!
絶対しない!