憧れの恋 ―私はあなたが必要です―



「めずらしいな。クラスのことでそんなに笑うの。


あの騒ぎがあってからあんまクラスのことで笑ってなかったじゃん。」






そうなのかな。





相変わらず坂口はこっちを見てニコニコしてる。



あんたが笑う方がよっぽどめずらしいわよ。












「俺喫茶店がいいなぁ!メイド喫茶!」


間延びした声が教室にひびく。




クラス中の注目が集まったその先。




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