憧れの恋 ―私はあなたが必要です―
そこにはやっぱり幸助くん。
いやいやメイド喫茶って。
幸助くんどんなものかわかってる?
それはおもに女子が恥をかくんだよ?
「やっぱまわりの目を引くのは派手な出し物じゃん?
俺いいと思うけどなぁ。」
マイペースな口調でそう言った幸助くん。
だんだん男子の目が輝きだしてきた。
なんだか嫌な予感がする。
「いいじゃん!それなら最優秀狙えるかもよ!?」
やっぱりだ。
まわりの男子が騒ぎだす。