憧れの恋 ―私はあなたが必要です―
つーか、なんで坂口はこんな中で寝れんのよ!
空気読みなさいよ全く!
その後、なんとか先輩たちの視線を切り抜けて会議室を出た私。
その後ろから気だるそうに坂口がついてくる。
こいつがもうちょっと役に立てば。
そんな思いを視線に込めて坂口をみてみるが、その視線にすら気づかない。
もういいや、こいつには期待しないでおくまい。
とはおもったものの。
1つこいつがいないと進まないことがあるんだ。