ねむねむおーじ<番外>
『ねー琥珀、今日家行っていい?』
「……うんっ!」
2人で並んで歩いて私の家へ向かう。
家の前。
ついに来た。
この日が来た。
水原君の家はいつも行くんだけど私の家は初めて。
いつか来るこの日のために部屋を可愛くした。
『なんか緊張するな…』
「大丈夫っお母さんしかいないから」
『怖い?』
「いや、全く」
お母さんはイケメン大好きだからね。
「ただいま〜」
『お邪魔します』
『あ、おかえり琥珀』
「あっ、お母さんこの人私の…『琥っ珀ぅーー!』
「………!」
私が水原君を紹介しようとしたら聞こえた
あのうるさい声。
この声は………
『……………誰そいつ』
「えっと……」
その人は水原君を見て急に厳しい声を出す。
『まさか「そそそそれよりなんでお父さんがいるのっっ?」
……この人私のお父さんです。