ねむねむおーじ<番外>


ガチャン


「ふぅ」

『ふぅ、じゃないし』


うっ……この声は明らかに不機嫌モードだ。



『どうゆうことだよ』


か、壁に追い詰めないでいただけますかっ



『友達だったっけ俺等』

「いやっ…その……」





『友達ってさぁ…』

そう言って私の唇に長い指で触れる。



『こんなこととか…』



軽く触れるだけのキス。



『こんなとこ触ったり…』



太ももを這う水原君の手。


「…ん」


私の口から漏れる甘い声。



『そうそう…そんな声聞かせちゃったり』




耳元で囁かれた水原君の声は頭の中に響きわたって甘くピンクに弾ける。






腰に手をあてられたと思うと、引き寄せられて…水原君が腰をヤラしく、少し揺らした。




『あの時みたいに……』


「や……」



『お互いに乱れちゃったり……』



「……言っちゃ、やだ……」





『するもんなの?』






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