人魚姫
「ちょっと待てよ」
さっきまでニマニマしてたやつがきつく私の腕を掴む。
とたんに拒否反応が出る。
虫ずが走るってこうゆう時に使うんだ…
ってそんなこと思ってる場合じゃない。
こいつ等絶対やくざだ。
この腕力、この目付き。
間違いねぇ…
「七海、帰って。」
「…え?」
「いいからっ!!」
七海は少しビクッと奮え、恐る恐るかえっていった。
七海怖がらせちゃったな…後で謝んなきゃ。
「てめぇどうゆうつもりだ?かわいい子帰らせやがって」
ほら、七海目当て。
バレバレなんだよ、このスケベ。
「触らないでもらえますか?」
嫌味ったらしく言ってみる。