☆男目線☆ 【完】
隼人の声が耳を伝って頭に響いていく。
その言葉は私の心の不安を掻き消し、穏やかな気持ちにしてくれた。


『隼人のくせに…意外と良いこと言うんだね。』


「意外は余計だっつーの。」

『いだッッ』


隼人は私の額にデコピンをして優しく笑いかけた。


『隼人…。』


「ん?」


『ありがとう…。』


「どういたしまして。」


隼人は私の頭に手を起き、優しく撫でた。




ピーンポーンパーンポーン♪


《鬼ごっこ終了まであと10秒です。


10・9・8…




…5・4・3・2・1…





しゅーりょー。》


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