☆男目線☆ 【完】
秀はなんだかお母さんみたいな人だ。
世話好きなのか?


私は躊躇せず秀のブレザーの裾を掴んだ。


周りから見たら兄と弟のように見えるだろう。


うちのシスコン兄貴達とは違う温もりや優しさがある。


秀や翼、麗は私の事が女だって気付いているのだろうか。


隼人が気付いたのだから、これからは念入りに男を演じなければ。


私は小さく拳を握りしめ、心の中で“頑張れ瑠羽”と唱えた。




まぁバレた時は仕方ないか☆笑




ポジティブな瑠羽なのでした♪




「あれ?瑠羽ちゃん?」


今度は誰だ?

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