☆男目線☆ 【完】
凄く美形だけど、いくつだろ。髪はブロンドっぽいし、ハーフなのかな?


雅「歳は38歳で私はフランスと日本のハーフだよ♪」


『え!?なんで私が思ったこと分かるんですか!?』


雅「瑠羽ちゃん声に出てたよ〜♪」


『あはは〜…。』




雅「瑠禾くん、瑠偉くん、瑠羽ちゃん、峯岸学園にようこそ。君達に会えて本当に嬉しいよ。
さすが瑠美子さんのお子さん達だ。みんな綺麗な顔立ちをしているね。」


う〜ん。お兄ちゃん達はそうかもしれないけど、私は不細工ブタちゃんだと思うけどなぁ〜。


母「嬉しいわ、あなたっ」イチャイチャ♪


周りにハートが飛んでる。


ここでイチャつくな〜


歳間違えてんじゃないかってぐらい若々しい2人。


新婚ホヤホヤでラブラブだ。




雅「そうだ。息子を紹介しよう。竜也、挨拶しなさい。」


竜「改めまして、先ほど案内役をしました息子の早瀬竜也です。よろしくお願いします。」


早瀬君は私達の前に立ち、綺麗に斜め45度に一礼した。


雅「竜也は瑠羽ちゃんと同じクラスにしたから、何かあったら竜也に聞きなさい。瑠羽ちゃんが女の子だという事は私と竜也だけしか知らないからね。」


雅さんが私達に微笑みながら言った。


『はい。ありがとうございます。竜也くん、よろしくね♪』


私は笑顔で早瀬くんに挨拶した。


竜「よろしく。」


早瀬くんは表情崩さず、ポツリと答えた。
まるで誰も寄せつけない孤高の王子様のようだ。
< 13 / 736 >

この作品をシェア

pagetop