☆男目線☆ 【完】
―――ダダダダダダ…

―バンッ


雅「おっ早いね〜」


先生A「だって理事長命令は30秒以内でないと給料半減されてしまいますからね。」


なんだって!?
いくらなんでも可哀相だよ〜(汗


っていうかやけに先生方がキラキラして眩しい気がするんですが…。


色気ムンムン漂ってる……。ホストクラブかココは……。




先生B「この子達は…。」


先生3人は私達を見てから雅さんの方へ向き直った。


雅「あぁ、先日言ってた転校生だよ。3人共成績優秀だからA組だ。」


勇「そうですか。初めまして、私は1-A担任の鈴木勇です。」


うわ〜すっごくカッコイイ人だな〜。


茶髪にウルフカット。
やや釣り目で鼻は高く正に美形。


シャツを第3ボタンまで開け、シルバーアクセを耳や胸元にジャラジャラつけている。


ホストにしか見えません……。


『あの〜もしかしてホスト経験有りですか?』


勇「は?」


鈴木先生はイケメンとは思えない間抜け顔をして私を見た。


『あっすみませんっ。凄くキラキラしていたから。』


瑠羽はもじもじとしながらチラッと鈴木先生を見た。


勇「ぷッッ。ホスト経験は無いですよ。」


鈴木先生は手を口元に持っていきクスクスと笑った。


『で、ですよね〜』


私は顔が熱くなり俯いてしまう。
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