☆男目線☆ 【完】
「瑠羽………あれをやれ。」


隼人が小さな声で耳打ちしてきた。


『分かった……あれね……。』


敵はニヤニヤとした気持ち悪い顔で私達に近づいてくる。


隼「今だッッ」


私は眼をうるうると潤ませ、両手を口元にもっていき敵を見上げ言葉を発した。


『みんな僕の事嫌いなのぉ〜?僕ッ僕…みんなの事大好きなのにーッ』ウルウル




………………………。




「「「「「ぐはッッ」」」」」




バタバタバタバタッッ


《なんという事でしょーーッッ水無月君を囲んだ者が次々と鼻血を出して倒れていきます!!》


隼「フッ…よくやった。」


私は隼人に言われた通りにやったのに、こんなにも効果があるとは思わなくて、唖然として目の前で起きている光景を見ていた。
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