☆男目線☆ 【完】
勇「ところで、君が水無月瑠羽くんかな?」


鈴木先生はニコッと笑いかけながら私に尋ねてきた。


『はいっ。よろしくお願いします!!』


瑠禾・瑠偉(瑠羽のやつ…大丈夫かなー…。)


兄ズは不安げに瑠羽を見つめつつ、自分たちの担任に挨拶した。


勇「それではお先に早瀬君と一緒にクラスの方へ行きましょうか。」


『はいっ。』


私は鈴木先生に笑顔で返事をした。


瑠禾「しっかりやれよ!!」

瑠偉「いつでもクラスに遊びに行くからな!!」


『うんっ!!ありがとう瑠禾兄、瑠偉兄♪』


心配性のお兄ちゃん達。


私はお兄ちゃん達の方が心配だよ。


そして私達は理事長室を後にした。






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